採用情報

キャリア生 上田 明日香

キャリア生 上田 明日香

成功体験の積み重ねによって
自信に、成長につながっている

上田 明日香 Asuka Ueda

学校業態
給食センター勤務/管理栄養士
2019年入社

5,000食以上の大量調理は
疲労以上に充実感を味わえます

この給食センターでは5つの班に分かれて給食をつくり、ハンバーグや焼き魚などを調理する焼き物班に所属しています。焼き物班の難しいところは温度調節です。どの調理にもデータに基づいた焼き時間の目安はありますが、ソテー用の鶏肉や魚などはサイズや厚みが均一ではないため、火の通り具合を判断するのが難しく、臨機応変に温度を微調整しています。味だけでなく、衛生面においても重要な工程のため、特に気を遣って作業しています。
業務の醍醐味は、大きな釜でつくる大量調理です。学生時代に経験した大量調理では50食分程度でしたが、現在は約5,600食分。釜のサイズも労力も、学生時代の実習とは比べものになりません。そのため腕や腰は疲れますが、それ以上に「給食をつくっている」という充実感を味わえます。また、先輩と学校訪問に行く機会があり、子どもたちの反響を見聞きすることはモチベーションアップにつながります。私が伺った小学校では揚げ物が人気だったので、焼き物の人気がもっと上がるように頑張ろうという気持ちになりました(笑)。

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焼き物班の班長に昇格し、1日1日が勝負です

1年目はアレルギー対応食班で卵や乳製品を使わない給食づくりを学び、2年目から焼き物班へ。2年目当初は副班長を担っていましたが、半年ほど経った時に班長へと昇格しました。焼き物班は社員2名、パートさん3名で構成。パートさんは揚げ物班と兼任されているため、朝礼後に班内で1日の調理内容や共有事項を確認したり、担当する役割を指示したり、目配りや気配りがおろそかにならないように気をつけています。
また、チームワークを高めるため、調理前や配缶前の声かけも率先して取り組んでいます。とは言うものの、まだまだ未熟な面が多いのも事実。上司や先輩方からの助言や意見を参考にし、手を動かしながら、声を出しながら、しっかりと班をまとめられるように努めています。だからこそ、1日1日が常に勝負。班の全員が慌てず給食をつくれた時、問題なく調理が終えられた時は達成感があると同時に、安堵感も大きいです。

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キャリア形成制度の利点は
目標を立てやすいことです

当社のキャリア形成制度は、入社3年目までに身につけるべき習得項目がOJTシートにまとまっていて、3カ月ごとに更新されるため、目標を立てやすいのが魅力。入社したばかりだと、どんな知識や技術が必要なのか分からないと思いますが、最初の3カ月から順序を立てて課題が与えられるため、目の前の目標に向かって頑張り続けられます。また、キャリア生の私には担当の指導員が付き、OJTの指導や評価、定期面接などを一貫して担当してもらえるため、自分の性格や個性、業務上の習熟度などを理解してもらえます。面談の際には相談・提案がしやすいですし、OJTシートのフィードバックを基に自分の得意分野や苦手分野を把握することもできます。
キャリア形成制度を経験する中で、多くの社員から支えられていることが感じられるからこそ、頑張れます。また、どんな小さな成功体験でも、その積み重ねが自信になり、成長につながっていると思っています。

給食センター式と同様に
自校式での給食づくりも魅力的です

私がヘルプという形で自校式の給食づくりを経験した時のこと。給食センター式では各班の役割がきっちりと決まっていますが、自校式では「今日は揚げ物、明日は焼き物、明後日は汁物」といったように、その日によって担当する役割が異なります。つまり、どんな調理にも対応できるオールマイティなスキルが求められます。
また、調理器具についても、当センターでは給食をつくる量が多いためスライサーなどを多用していますが、自校式では基本的に包丁で食材をカットするため、高度な技術も必須。総合的な調理スキルだけを考えれば、給食センターよりも磨くことができると思います。また、子どもたちのリアクションを間近に感じられることもメリットの一つ。給食センター式と同じぐらい、自校式での給食づくりは魅力的だと思います。今はまだ給食センターで学ぶべきことが多いですが、当センターで充分な経験を積んで、自校式へのチャレンジも視野に入れたいと思います。

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