サステナビリティSustainability

グリーンリカバリー(SDGs)

グリーンリカバリーとは

グリーンリカバリーとは、環境意識が高い欧州で新型コロナウイルスで落ち込んだ経済を立て直す際、森林保護、脱炭素社会など環境問題を配慮した経済活動です。2020年は、地球温暖化や気候変動に関するパリ協定における温室効果ガス排出削減目標の見直し案を提出する初年度であります。また、小泉進次郎環境大臣が「緑の回復」と銘打ち、脱炭素社会への移行へ機運を高めていきたいと重要性を訴えました。
ニッコクトラストでは、グリーンリカバリーの考えに賛同し「人と地球の健康にコミットする給食会社」として食から環境問題に取り組んでいます。

ニッコクトラストのグリーンリカバリーへの取り組み

ニッコクトラストは、企業理念である「理想の給食」のもと美味しい給食を提供するのみにとどまらず、喫食者の健康増進や気象異常などの環境問題の改善活動や情報発信にも積極的に取り組んでおります。
日本の給食会社ではいち早く2017年4月より中央省庁の職員食堂でベジタリアン・ヴィーガンの食事を提供し「地球と子供の未来を考える総合給食会社」をキャッチフレーズに食から環境問題、動物愛護、健康増進の広める活動を行っています。

新型コロナウイルス感染症の拡大がもたらした経済停滞からの回復に向け、各国は様々な経済対策を打ち出し始めました。それと同時に、持続可能な社会の実現に貢献する「グリーンリカバリー」でなければならないという声も大きくなってきています。ニッコクトラストでも「グリーンリカバリー」の考えに賛同しました。当社の「グリーンリカバリー」取り組みを紹介いたします。

当社グリーンリカバリーの事例

内閣府では、2017年3月より毎週金曜日をミートフリーの日として、ベジタリアン・ヴィーガンメニューを提供しています。 バリエーション豊かに楽しんでいただけるよう、当社も日々、素材の研究や試作を繰り返し、新たなメニューの開発をすすめています。

株式会社ニッコクトラストは、食習慣を見直すことで、環境問題、動物愛護、健康増進の改善に繋がる活動をさらに推進していきます。ニッコクトラストでは2017年よりミートフリーマンデーオールジャパン様の考えに賛同し、中央省庁の職員食堂や企業の社員食堂でベジタリアン、ビーガンの食事を給食業界ではいち早く提供しました。

7月7日、ミートフリーマンデーオールジャパン、グリンピースジャパンは、ベジタリアン/ヴィーガン関連制度推進のための議員連盟(以下、「ベジ議連」)に対して、グリーンリカバリー政策を実施し、地球温暖化などの環境問題や国連の各種レポートでも指摘している「菜食主義やレスミート(lessmeat)の推進」の要望書を提出しました。
当社も食を通じて健康増進や環境問題を発信する企業として「グリーンリカバリー」の考えに賛同いたしました。

ニッコクトラストでは、2020年7月7日より中央省庁の職員食堂にあるカフェで、ヴィーガンスナックを置いた「グリーンスタンド」を設置しました。

7月6日ニッコクトラストは、東京ファインフーズ様が製造する『世界初ヴィーガン対応防災パン「Vエイドパン」』を全国の防災拠点に配備することを決定しました。

ニッコクトラストでは、2020年7月17日より中央省庁の職員食堂にて「グリーンカレー」の販売を開始しました。「グリーンカレー」は肉・魚・卵・乳製品などの動物性食品を使用していないミートフリーなカレー(ヴィーガン対応)です。

当社受託施設の食堂で、7月15日より順次、岩手県産のGAP等認証食材を使用したメニューを提供しました。

株式会社ニッコクトラストでは、2020年7月27日より受託運営する社員食堂、寮、研修施設など全国150営業店で毎週月曜日に「そいむす」の提供を開始しました。

ニッコクトラストでは、2020年10月より首都圏で運営する100営業店舗で毎月第3月曜日にプラントベースの中華麺「ベジ麺」の提供を開始します。

ニッコクトラストでは、ミートフリーマンデーオールジャパン様が主催する「そいむす弁当」の販売に協賛いたします。

ニッコクトラストでは、10月4日と18日にミートフリーマンデーオールジャパン(以下、MFMAJ)が販売した「そいむす弁当(ヴィーガン)」に協力しました。

ニッコクトラストでは、MSC日本事務所などが主催する「サステナブル・シーフード・ウィーク2020」に賛同し、当社受託施設の食堂で、MSC認証の魚を使用したメニューを提供しました。

ニッコクトラストでは、2020年10月より首都圏の営業店舗でプラントベースの中華麺である「べジ麺」の提供を開始しておりましたが、引き続き、健康増進、動物愛護、地球環境に配慮した食事提供を推進するために第2弾として毎月第4月曜日に「べジ丼、ベジカレー(一部メニューはビーガン対応)」などバリエーション豊富なメニューを提供致します。

ニッコクトラストでは、2020年12月にASC CoC認証を取得致しました。2019年9月にMSC CoC認証を取得し、現在では受託運営施設3店舗で取得しておりましたが、この取り組みを更に広げる為、この度ASC CoC認証取得に至りました。

ニッコクトラストでは、首都圏の営業店舗で「週1ベジ」の第3弾となる「そば、うどん、パスタ(一部メニューはヴィーガン対応) 」を3月8日より提供開始いたします。

ニッコクトラストでは、3月12日に「ヴィーガン鮭いくら風親子丼」を提供いたしました。「ヴィーガン鮭いくら風親子丼」は、鮭を大豆ミート、イクラを「みずたまご」を利用し、動物性食品を一切使用せず「鮭いくら丼」に仕上げました。

ニッコクトラストでは、4月28日に「ヴィーガン海鮮三色丼」を提供致しました。

ニッコクトラストでは、2020年度 1年間に給食で使用する食材のうち、動物性食品から植物性食品へ切り替えることで約100トンのCO₂削減に貢献致しました。

株式会社ニッコクトラストは2023年10月4日(水)~11月17日(金)に実施されるNPO法人TABLE FOR TWO International(以下TFT)主催の「おにぎりアクション2023」に、昨年に引き続きサポーティングパートナーとして応援しています。

ニッコクトラストでは、10月20日に福祉施設で形態を合わせて利用者様に「ヴィーガン海鮮三色丼」を提供しました。

ニッコクトラストでは、MSC(海洋管理協議会)ジャパン及びASC(水産養殖管理協議会)ジャパンが主催する、持続可能な水産資源を広めるためのキャンペーン「サステナブル・シーフード・ウィーク2021」に賛同し、当社受諾施設の社員食堂でASC認証を取得した水産物を提供致しました。

ニッコクトラストでは、2021年度 1年間に給食で使用する食材のうち動物性食品から植物性食品へ切り替えたことで110トンのCO₂削減に貢献いたしました。(2020年度は100トンのCO₂を削減)